春のうららかな陽気のなか
苫小牧の特定施設 いちい に訪問しました。
こちらの介護さんはとても器用で、玄関に入るとすぐ作品が
出迎えてくれます。
今日は看護師さんと、お話です。
定期開催している看護研修の事例のご相談をさせていただきました。
施設の看護師さんは、受診の対応や細かな医療サービスの対応、入居者様の健康管理に関するご相談など
お仕事がたくさんあり、その合間を縫って研修のお手伝いもお願いしています。
今回、いちいの看護師さんにお願いするのは「入居者様の排泄調整」に関する研修です。
入居者様はご高齢の方が多く、病気や障害、内服の影響で、便秘や排尿障害など
排泄に関するトラブルを抱えていることが多くあります。
施設の看護師さんにとって、入居者様の排泄状況を介護職員と協力して把握し
下剤の調整や排泄処置、主治医への治療の相談をするのは大切な役割となっています。
いちいでは、できるだけ自然な排泄を目指し、入居者様個々のニーズに合う排泄方法を相談して
介護職員と協力しながら排泄ケアを行っています。
このような取り組みを、他の施設の看護師さんとも共有したり情報交換をするとともに
新しい下剤の用法や副作用、排泄ケアの最新情報を交え、来月看護研修を実施予定となります。
また、いちいでは集団体操に加え個別機能訓練も行っています。
入居者様の様々なニーズに対応可能なよう、介護職-看護職がともに仲良く協働されているんですね。